Cloud RunでのSSGサイト向けリソースサイジング
SSG + 少数SSRの構成でのリソース設計
静的ページはCDNから配信されるため、Cloud Runに到達するのはSSRエンドポイント(プレビュー・API・フォーム送信)のみ。初期構成は以下で十分:
- CPU: 1 / メモリ: 512MiB
- minInstances: 0 / maxInstances: 10
- 実使用量:約120MB(使用率24%)
minInstances: 0 のトレードオフ
コールドスタートで数秒の起動遅延が発生するが、影響はSSRのみ。フォーム送信での数秒遅延は許容範囲。minInstances: 1にすると月$5〜10のコスト常時発生。
スケールアップが必要なサイン
| 指標 | 危険ライン | 対応 |
|---|---|---|
| CPU | 常時70%超 | cpu: 1 → 2 |
| メモリ | 常時80%超 | 512 → 1024 MiB |
| SSRレスポンス | 5秒超 | CPU or メモリ増加 |
| 5xx エラー | OOM クラッシュ | メモリ増加が急務 |
スケール戦略の優先順位
- 水平スケール:maxInstances を増加(最初に試す)
- 垂直スケール:1インスタンスの処理能力が足りない時だけCPU/メモリを上げる
トラフィック増への強度
静的ページへのアクセス50倍増でもCloud Runへの負荷はほぼ変わらず。1インスタンス × 同時80リクエスト × 最大10インスタンス = 同時800リクエスト処理可能。